【対談】ただの宿ではなく、“自然と向き合う入口”としての場所 ~国立公園から発信する「ネイチャーポジティブ」。西発哺温泉が竹製アメニティに込めたメッセージとは?~

【対談】ただの宿ではなく、“自然と向き合う入口”としての場所 ~国立公園から発信する「ネイチャーポジティブ」。西発哺温泉が竹製アメニティに込めたメッセージとは?~

こんにちは!MiYO ORGANIC代表の山本美代です。
今回は、国立公園の豊かな自然に囲まれた西発哺温泉のホテルオーナー・玉井さんと、同ホテルのアメニティデザインを手がけた、PICNIC株式会社のデザイナー・ムーポンさんにお話を伺いました。

美しい景観を守りながら、「ネイチャーポジティブ」や「サーキュラーエコノミー」を体現する宿泊施設を目指す西発哺温泉。その思いを伝えるための大切なアイテムとして、MiYO ORGANICの竹製アメニティを導入していただきました。ホテルのビジョンや、アメニティに込めたデザインのこだわりについて深掘りします!

国立公園の中に佇む、西発哺温泉。
その場所に泊まる理由は、なんだろう。
景色や温泉、食事だけではない、
“ここに来る意味”を感じられる宿がある。

そこでは、アメニティでさえも、ひとつのメッセージになっている。
MiYO ORGANICのアメニティを導入いただいている素敵な宿泊施設をご紹介します。

国立公園のど真ん中で「自然と向き合う入口」を作る

ミヨオーガニック代表 山本美代(以下、MiYO):本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。背景の景色が、まるで合成かと思うくらい美しいですね。

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ホテルのロビーから参加してくださった玉井様とホテルロビーの風景

西発哺温泉 玉井様(以下、西発哺温泉):ありがとうございます。当ホテルは国立公園のど真ん中に位置しており、妙高や北アルプスの山々を一望できる絶好のロケーションなんです。

MiYO:とても素晴らしい環境ですね。まずは、西発哺温泉様がどのような施設を目指していらっしゃるのか教えていただけますか?

西発哺温泉:海外の国立公園の宿泊施設のように、自然と共生し、その歴史や循環を伝えられる場所を作りたいと考えています。日本はどうしても自然が「観光資源」として消費されがちです。だからこそ、ここに泊まることで日本の豊かな自然に触れ、ネイチャーポジティブやサーキュラーエコノミーといった地球環境への意識を持つ「きっかけ」の場になればと思っています。

MiYO:そのきっかけ作りの一つとして、今回MiYO ORGANICの竹製アメニティを選んでいただきました。プラスチック製ではなく、環境に配慮したアメニティを選ばれた背景は何だったのでしょうか?

西発哺温泉:国立公園内の宿泊施設としての意義をきちんと伝えるために、アメニティは非常に重要な「フック」になると考えました。もちろんコストはかかりますが、だからこそテーマとしての意味があるんです。

MiYO:ありがとうございます。アメニティは、お客様が直接手に取る重要なタッチポイントですよね。

アメニティは、お客様への「メッセージ」であり「フック」

西発哺温泉:ええ。部屋の中で一番身近な存在だからこそ、そこから発信するメッセージが大切です。ただエコなだけでなく、この施設に泊まること、そしてこれらのアメニティを使うことが「かっこいい」と感じてもらえるようにしたいんです。
自然の美しさには敵いませんが、アートや感性を掛け合わせることで、自然と共生できる価値を物に宿らせたいと考えています。

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デザインに込めた「国立公園の象徴」と「バイブス」

[ここで、PICNIC株式会社の代表であり、今回のアメニティデザインを手がけたムーポンさんが合流]

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MiYO:今回のアメニティデザインは、ムーポンさんに手がけていただきました。デザインにはどのような思いが込められているのでしょうか?

PICNIC株式会社 村山様(以下、ムーポン):玉井さんの思想が本当にかっこいいので、それを素直に表現に落とし込みました。表面的なデザインに固執するのではなく、玉井さんやMiYOさんとの繋がりから生まれるシナジーや、バイブスをどう出せるかを意識しました。他のホテルとは違って「かっこいい」と感じてもらうだけでも、地球への小さな貢献に繋がればと思っています。

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西発哺温泉:ここで少し補足させてください。今回ムーポンさんが決定してくれたロゴには、三角とぐるっと回る線が描かれています。三角は当館の旧館にある「三角屋根」を象徴していて、国立公園の景観を崩さないという価値ある形なんです。そして回る部分は、このエリアで見られる「雲海」と、源泉かけ流しの「温泉マーク」を合わせています。このアートワークを通して、国立公園の自然と共生していく意味を伝えてくれています。

MiYO:シンプルでありながら、ホテルの「あり方」が美しく表現されていますよね。

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世界基準のサステナビリティと、さらなる食のこだわりへ

MiYO:最後に、西発哺温泉様の今後の展望を教えてください。

西発哺温泉:環境配慮の国際的な認証である「Green Key」の取得を目指しています。ゆくゆくは、環境に配慮した「ミシュランキー」の宿泊施設を作りたいですね。また、オーガニック野菜を使った食のクオリティ向上や、自然と触れ合える長期滞在型の体験も増やしていく予定です。

MiYO:アメニティの細部にまで玉井さんの思いが宿っていて、本当にリスペクトしています。これからの展開もとても楽しみです!本日はありがとうございました。

【施設情報】 西発哺温泉(にしほっぽおんせん)

創業から63年、国立公園のど真ん中に位置し、妙高や北アルプスの山々を一望できる絶好のロケーションを誇る宿泊施設です。景観に馴染むシンボリックな「三角屋根」が特徴で、美しい雲海や大自然の恩恵を受けた源泉かけ流しの温泉が楽しめます。お食事は冷凍品を一切使用せず、有機野菜にこだわった質の高いメニューを提供。「ネイチャーポジティブ」や「サーキュラーエコノミー」を体現し、自然と共生する心地よい滞在を提案しています。

 住所:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏7149
 電話番号:0269-34-2634
 客室数:24室
 アクセス:関越自動車道渋川伊香保IC~R353・R145~長野原~草津~志賀高原(冬期間閉鎖)
上信越自動車道碓氷軽井沢IC~鬼押ハイウェイ~万座温泉~志賀高原(冬期間閉鎖)
 公式サイト:https://www.shigakogen.jp/nishihoppo/